起立性調節障害がもたらす3つのデメリット(心・体・未来への影響)|整体院つるぎ
 
 「朝起きられない」「体調が安定しない」――それ、ただの生活リズムの問題じゃないかもしれません。
「起きられない」「頭が痛い」「立つと気分が悪くなる」
 このような症状が続いている場合、**起立性調節障害(OD)**という自律神経の不調が関係していることがあります。
ODは決して「サボり」や「甘え」ではなく、れっきとした体の不調です。
 そして、放置すると精神面・身体面・将来面でのリスクが広がってしまうこともあるのです。
【1】精神的な影響:自己否定と不安感が強くなる
起立性調節障害は、「やる気がない」と誤解されやすく、本人の中でも葛藤が生まれます。
-  学校に行けないことへの罪悪感 
-  周囲に理解されない孤独感 
-  成績の低下や欠席への不安 
-  「なんで自分だけ…」という自己否定 
このような精神的負担は、不登校・抑うつ・不安障害などの二次的なメンタル不調へとつながる可能性があります。
【2】身体的な影響:体力低下と慢性疲労
起立性調節障害では、血圧や心拍のコントロールがうまくいかず、
-  朝の立ちくらみ・動悸・吐き気 
-  日中の強い疲労感 
-  頭痛・腹痛・倦怠感 
といった身体的不調が続きます。
さらに、学校を休む→運動量が減る→さらに体力が低下する…という悪循環にも陥りやすく、筋力や体のバランスが崩れることで姿勢の悪化やケガのリスクも増していきます。
【3】将来的な影響:学力・自信・社会生活への影響
起立性調節障害は成長とともに改善していくこともありますが、
 サポートが得られずに放置されたままだと、将来にこんな影響が残る可能性があります。
-  欠席が多くなり学力や進路に不安が出る 
-  他人と比べて「できない自分」を引きずる 
-  就職や社会生活でも自己肯定感が低くなりやすい 
**「自分は社会にうまくなじめないかもしれない」**という不安は、10代のうちから根づいてしまうこともあるのです。
整体院つるぎの視点:「体」からできるやさしいアプローチ
起立性調節障害は医療のサポートが第一ですが、**「自律神経の安定」「体の緊張緩和」「深い呼吸ができる姿勢づくり」**は、整体でも丁寧にアプローチできます。
整体院つるぎでは、お子さん一人ひとりの状態に合わせて、こんなケアを行っています:
-  骨盤・背骨のバランスを整えて、自律神経の通り道をスムーズに 
-  呼吸や姿勢が整うことで、緊張や焦りがやわらぎやすく 
-  「今の自分の体を大切にする」感覚を持ってもらう 
本人も保護者も、「できることがある」と感じるだけで、心が少し軽くなるはずです。
✅まとめ:早めの理解と小さなサポートが未来を変える
起立性調節障害は、見えにくく・誤解されやすい不調です。
 でも、適切な理解とやさしい対応で、子どもたちは少しずつ元気を取り戻していけます。
「できることが限られていても、やれることから」
 整体院つるぎでは、そんな想いで、体と心の両方に寄り添ったサポートを心がけています。
 
  
  
 