「痛い」と言えない子が発しているサインとは?親が気づいてあげたい“体のSOS”|整体院つるぎ

■「痛み」をうまく伝えられない子どもたち
発達障害のあるお子さんは、自分の体の不調を言葉でうまく表現できなかったり、そもそも“痛い”という感覚をうまく認識できなかったりすることがあります。
また、「どこがどう痛いのか」「いつからつらいのか」といった時系列での説明も難しい場合があります。
そのため、周囲の大人が気づかないうちに、痛みや不調を長く抱えてしまっているケースが少なくありません。
■「この子、何かおかしいな」と感じたら…
以下のような行動や様子が見られる場合、体の不調を訴えているサインかもしれません。
◎ よく見られる“体のSOSサイン”
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頭をよく押さえていたり、机に伏せることが多い(→頭痛の可能性)
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やたらと姿勢が悪く、背中が丸まっている(→猫背・体幹の弱さ)
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歩き方が不自然だったり、同じ足ばかりを使いたがる(→股関節や膝の違和感)
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突然「学校行きたくない」と言い始めた(→体調の問題が背景にあることも)
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感情が不安定になったり、イライラしやすい(→慢性的な痛みが関与)
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「かゆい」「ムズムズする」と頻繁に体をさわる(→皮膚過敏・神経の違和感)
これらは、子どもなりの「つらい」「気持ち悪い」「しんどい」というサインであることがあります。
■ なぜ整体が役に立つのか?
整体は、本人がうまく説明できない痛みや違和感に対しても、体の状態から原因を探ることができます。
特に発達障害のあるお子さんにとっては、
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やさしく触れてもらうことで安心できる
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無理なく体をゆるめてもらえる
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痛みの軽減によって気分や行動が落ち着く
といった身体的・精神的な効果が見込まれます。
また、姿勢のくずれや体幹の弱さからくる体の不調(頭痛・肩こり・疲れやすさなど)は、専門的な視点で姿勢を整える施術や、呼吸・動作の改善サポートが有効です。
■ 早めの対応が、子どもをラクにします
「子どもだから我慢できるだろう」「成長すれば治るかも」と思っていたら、
実はずっと苦しんでいた――というケースもあります。
発達障害のあるお子さんこそ、“感じているけど伝えられない”痛みを持っていることが多いのです。
「なんか最近変だな」「学校での様子が気になるな」と感じたら、
整体で一度体の状態をチェックしてみることをおすすめします。
親子のコミュニケーションの一環として、体のケアを取り入れることは、お子さんの安心にもつながります。
■ おわりに
整体院つるぎでは、発達障害や感覚過敏のお子さんにも安心して受けていただけるよう、
やさしく・丁寧に・その子に合った関わりを大切にしています。
気になることがあれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談くださいね。