心と体の整体
 
 「ずっと痛みが続いているけど、病院では異常なしと言われた」
 「薬で少しラクにはなるけど、根本的には変わらない…」
そんな声を、整体院つるぎでもよくお聞きします。
最近では、“痛み=身体の問題” だけではなく、“脳や心の働き”も深く関係していることがわかってきました。
 そこで注目されているのが、「認知行動療法(CBT)」という考え方です。
✅同じ痛みでも「感じ方」で変わる?
例えば、こんなことはありませんか?
| 状況 | 心の中の考え | 脳の反応 | 
|---|---|---|
| 軽い痛み | 「すぐよくなる」 | 落ち着いた反応で痛みは軽い | 
| 同じ痛み | 「悪化したらどうしよう…」 | 不安が増し、痛みが強く感じられる | 
これは「脳の評価」が、実際の痛みの強さに影響している証拠です。
 CBT(認知行動療法)は、この「痛みの受け止め方=認知」をやさしく変えていくアプローチです。
CBTは科学的にも効果が証明されています
-  **イギリスNHS(国民保健サービス)**は、CBTを慢性痛・線維筋痛症・片頭痛などへの治療法として正式に推奨しています。 
-  医学誌『JAMA Internal Medicine』や『The Lancet』では、CBTが痛みの軽減や生活の質(QOL)の改善において、鎮痛薬と同等以上の効果があると報告。 
-  2020年のメタ分析では、CBTが平均で20〜30%の痛みの軽減に寄与していたとされています。 
CBTで変わる、体と心の反応
CBTのアプローチは、“痛みに負けない脳の状態”をつくります。
-  不安・恐怖が軽くなる → 痛みを「大げさに感じるクセ」が減る 
-  痛みに対する「耐性」が高まる → 我慢ではなく、落ち着いて向き合える 
-  行動の変化 → 運動・睡眠などが自然と整いやすくなる 
-  前向きな神経伝達物質(セロトニン・ドーパミン)の分泌が活性化 → 脳が「回復モード」に切り替わる 
整体×CBT=副作用のない根本ケア
鎮痛薬は、即効性がありますが、根本原因にはアプローチできません。
 一方、CBTは時間はかかるものの、副作用がなく、体と心の両方を整えていく長期的なケアです。
整体院つるぎでは、やさしい整体に加え、「気持ち」や「考え方」にもやさしく寄り添う会話を大切にしています。
 「どう感じているか」「どう捉えているか」を一緒に整理することで、心と体の両方から回復の道を開いていくのです。
✅比較表:CBTと鎮痛剤
| 項目 | CBT(認知行動療法) | 鎮痛剤 | 
|---|---|---|
| 即効性 | △(じんわり) | ◎(すぐ効く) | 
| 長期効果 | ◎(根本改善) | △(効果は一時的) | 
| 副作用 | なし | あり(胃腸・肝臓など) | 
| 相性 | 整体・運動・生活改善と好相性 | 他療法と併用可能 | 
☘️まとめ
「痛み=悪いもの」と思ってしまうと、心も体も緊張してしまいます。
 でも、「痛みは変えられる」と知るだけで、少し気持ちが軽くなりませんか?
整体院つるぎでは、身体へのやさしい施術と、心へのやさしい言葉がけで、
 あなたの“回復する力”を引き出します。
薬に頼らず、自然な回復力を大切にしたい方へ
お気軽にご相談ください
 
  
  
 